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最近、「プログラミングの授業必修化」と聞いたけれど、
・いったい何のこと?
・何を対策すればいいの?
という声を耳にします。
今日は、学校教育で必要なプログラミング授業のための対策について、簡単にお話していきますね。
日本はIT後進国!?
日本はIT人材不足で、プログラマーの育成が急務なのですが、
高齢化が原因でなかなか思うように進んでいません。
いまだにファックスやハンコが必要な場面も多く、テレワークもほとんどの企業ができていない状態です。
お隣の中国や韓国にも、だいぶ遅れをとっていて、その差はどんどん開いていっています。
これではまずい、ということで、
学校教育でプログラミング教育が導入されることになりました。

学校でのプログラミング必修化
2020年から小学校でプログラミング授業が必修化し、プログラミングの考え方や使い方を授業に取り入れるようになりました。
徐々に、中学、高校と必修化していき、2024年から大学受験入試科目になります。
そのため、これからプログラミングができるできないで、将来大きな差が開いてしまいます。
それでは、何からどう勉強していったらよいのでしょうか?
そもそもプログラミングとは?
プログラミングとは、コンピューター(機械)への命令で、プログラミング言語とは、それを伝えるための言語です。
人間でいうと、「挨拶をする」という命令がプログラミングで、
「Hello!」(英語)だったり「こんにちは」(日本語)だったりがプログラミング言語です。
機械は機械語しかわからないので、コンピューターがわかる専門の言葉を使う必要があります。
それが、プログラミング言語で、有名なのは「C言語」、「JavaScript(ジャバスクリプト)」や「Python(パイソン)」などです。
これらは、英語で書かれていますし、いきなりこれらの言語を学校で勉強するわけではないので安心してください。
いったい何を勉強すればいいの?
それでは、いったい学校で何を勉強するのでしょうか?
学校で学ぶのは「プログラミングで使う論理的思考」です。
すぐに具体的な言語を勉強するわけではなく、プログラミングの考え方を学ぶことになります。
例えば、
目玉焼きを作る という命令を順番通りに並べると、
フライパンをコンロの上にのせる
↓
コンロに火をつける
↓
サラダ油をフライパンの上にかける
↓
フライパンの上で卵を割る
↓
卵が固まったら出来上がり
となります。
これがもし、フライパンをのせないでいきなりコンロの上で卵を割ったら悲劇ですね。
上記のように、正しい順番で機械に命令を送る のがプログラミング的思考です。
プログラミング的思考を身につけるならScratch(スクラッチ)がおすすめ
プログラミングを学ぶ前段階として、
Scratch(スクラッチ)という教材がおすすめです。
こちらはオンラインで使える無料の教材で、150以上の国と地域で利用されています。
アートやゲームを作りながら、楽しくプログラミングを学習します。
対象は8歳から16歳ですが、世界中のすべての年代の人が利用していますし、
if文やループなど、プログラミングの基礎を学ぶのに適していて大人の方にもおすすめです。
ぜひチャレンジしてみてください。
Scratch公式ページ https://scratch.mit.edu/

オスカーITアカデミーでは、Scratchを使用した授業も行っております。
・家での学習でうまくいかなかった
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